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2021/02/26 16:54

さくらワインは2種類あります。
さくらスパークリング・ロゼ(写真左)
さくらロゼ(発泡ではない)(写真右)

ワイナリー:くずまきワイン 

生産国:日本 

産地:青森県八戸市 岩手県紫波町 秋田県横手市 秋田県小坂町 

葡萄品種:山葡萄系品種 100%

アルコール度数:11%


【テイスティングコメント】

華やかな日本情緒を感じる香り。

さくらの花の香り、赤いカシスやフランボワーズ、ローズなどの香りも。

生き生きとしたフレッシュな酸とやや辛口の甘酸っぱいバランスの良い仕上がりです。


【さくらワインについて】

「日本酒はナデシコの花の酵母で醗酵するものがあるので、桜の酵母で醗酵できないだろうか?」

 店主の知人で、同じくオーストリアワイン大使の称号持つ小西亨一郎氏は、そんな発想から桜の花酵母を追い求めること数年、子供からは「お父さんは桜の花が咲くとどこかにいなくなっちゃう」と思われていたそうです。

各地の桜の花を県の総合食品研究センターに持ち込み試験醸造を繰り返し、ついに数年後醸造に向いた酵母を発見し、北東北(秋田、青森、岩手)の山葡萄系のブドウを使用して作り始めたのがこの「さくらワイン」です。

山葡萄系のブドウは独特の野性味ある酸味が特徴で、普通の赤ワインに仕上げると個性が強すぎるので、やや辛口のロゼワインにすることによって甘味と酸味のバランスが取れたフルーティーな味わいを実現しました。

最近は海外からの引き合いも増えているそうですが、生産量も限られることから国外への輸出量は増やせないようです。

 印象的で輝くような鮮やかなロゼ色、桜の香りを濃縮して詰め込んだかのような花のニュアンス、カシスやフランボワーズのような赤い果実の香りもあります。山葡萄系ならではの生き生きとした酸味と赤いフルーツの果実味が伸びやかに広がり、「年々甘みを抑えて辛口に近づいてきている」という通りに、ほのかな甘さが独特の酸味とがバランス良く広がり、決して甘ったるくは感じられません。

スパークリングワインバージョンは泡の刺激も加わり、より爽やかなテイストです。

そして、最大の特徴は合わせるお料理を選ぶことなく、普通のワインは苦手にするような生臭いテイストの出やすい魚卵系などにも包み込むように合うような包容力のある味わいがあります。

現在クール便で発送しています。

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